遊(12) DTM はじめの1歩

UR22CをMacで使えるようにしなきゃ

 「新しいもの」が手に入るとワクワクする。

 思い立ってすぐに買ったsteinberg社のUR22C、PCにつないで使えるようにしなければならない。メーカーのサイトから必要なソフトをダウンロードしてインストールをしよう。

 必要なソフトがパッケージされたzipファイルを解凍してインストーラーを起動、ここまでは順調だ。とりあえずインストールが終了してソフトを起動する。むむ、UR22Cを認識しないぞ!

Macにドライバを入れる

 周辺機器の設定くらいこれまでの経験と勘で簡単にできると高をくくっていた。長く使っていたWindowsマシンでの経験はMACでは無力なのか。落ち着いて、もう一度steinberg社のサイトへ戻る。ちゃんと「ご注意ください、MacOS11以降はこちら」と指示があるじゃないか。

 YAMAHAのサイトにリンクされていた。 ドライバのインストールが必要なこと、OS側の設定仕様が変更されて手順が細かく説明されている。再挑戦しよう。

 Macのセキュリティーポリシーの変更がポイントかな。PCをリカバリーモードで起動して、セキュリティポリシーで「確認済みの開発元から提供されたカーネル機能拡張のユーザー管理を許可」にすればよいらしい。USB接続のUR22C用のドライバの組み込みがブロックされるから使えないということか。

 手順を踏んでダウンロードしたアプリケーションを許可するところまでたどり着いて再起動。動けよ〜。ソフトを起動するとUR22Cが無事認識された。なんやかんやで2時間かかった。

ギターケーブルがダメだ

 とりあえずギターをつなごう。

アコギが好きでエレキにはあまり関心がないが、FERNANDES ZO-3 を中古で買って持っている。アンプ・スピーカー内蔵で簡単に音が出せるという理由で40を過ぎて買った。しばらくしてアンプが欲しくなり、Roland Cube 20Xを中古で買った。ケーブルをつなぐのは久しぶりだ。

 バリバリと音がして弾いた音も途切れる。プラグをいじると音が出たり消えたり、ここが原因か。プラグをゆるめて開けてみると、だめだこりゃ〜、断線寸前、ショートしてるんじゃない?

ギターケーブル(プラグ部の断線・接触不良)の修理

 早速修理、久しぶりのハンダ付けをやろう。中学から使っているハンダごてを引っ張り出した。ハンダも残っている。

 ケーブルを切って芯を出し形を整える。プラグの付け根の金具をラジオペンチで開いてケーブルを外す。ハンダ付けは、ピンを1/35スケールのフィギュア製作用に買ったバイスに挟んで固定すると作業がしやすそうだ。コテが温まったらまず古い線とハンダを取り除く。次に慎重に新しい線をハンダ付け、おぉ久しぶりにやったからハンダを盛りすぎてしまった。ビニルテープで一方の線の接着部を巻いてショートしないようにしておこう。ケーブルを付け根の金具でしっかり固定して完成。ちゃんと音が出たぞ。

次はMIDI楽器を

 GarageBandを立ち上げて前回保存したファイルを開き、ドラムパートに合わせて適当にギターを鳴らす。コードを押さえてリズムを刻むくらいしかできないが、無事録音できた。

 次は、MIDIをつないで音入れに挑戦だ。小型の鍵盤がいいな。楽器探しはまたそのうちに、次の機会を楽しみにしよう。