勇(2) 夢が人生をつくる

 1日に1話ずつ読んでいる2冊の本、当然だが胸に響く時とそれほどでない時がある。私の感性やその日の感情の居所などで違ってくるのだろうけれど、今日は深く「そうだよな」と思った。

 仕事の教科書の5月12日、アース製薬社長の川端克宜さんのお話で、「人生に夢があるのではなく、夢が人生を作るのだ」という言葉が心の支えになってきた、という部分だ。誰が最初にこの言葉を残したのかググったが作者不詳、この言葉が「格言」として、多くの人を元気づけていることはわかった。

 話の本文は、川端さんが社内人事で難しい部署を任された時、与えられた場で一所懸命やるのが人生だ、と気持ちを切り替え、業績を伸ばしたというもの。この話の最後、まとめのところでこの言葉が出てくる。業種も仕事の難易度も違うが、私も自分なりに任せられた仕事を頑張ってきた。そういう意味で共感するのだろう。

 

 川端さんは、このように述べている。

 最初に実現したいと強く思う夢や目標を抱くからこそ、それを絶えず追い求め努力していくからこそ、人生はつくられていくのだと思います。

 

 川端さんは、ジェームズ・アレンの「強く思うことは実現する」という言葉も心の支えにしてきた、とも述べている。必ず実現したいと強く思い行動したことは、何がしらの形で必ず現実のものとなっていくと実感しているそうだ。

 ここで、「行動する」という言葉がとても重要だ。言い換えれば「努力する」ことが重要なのだ。どんな人でも、目標に向かって努力することでその人の人生を切り開いていける、切り開いてきたと私も思う。

 推しのアイドルが人生をもって証明すると言っていたこととリンクしたので、何だか嬉しいな。