プラモ制作の話 ハセガワ 1/350南極観測船宗谷“第三次南極観測隊”製作(その1)

 だいぶ前に中古で購入した南極観測船宗谷を製作することにした。

このキットには初回特典として3体のフィギュア(タロ、ジロ、南極観測隊員)が付属している。

また、Mr.カラーの宗谷の艦艇色セットも同封した状態で売られていた。確か3,000円で購入したと記憶している。

 まずは船体の合わせを確認する。

飾り台への固定のための船底の穴は開けないことにし、他のパーツは説明書の指示通りに甲板等に穴開けた。船体の接着後、船首-船底-船尾と出る合わせ目を消すために溶きパテを使った。スポンジヤスリで平らにならしてから艦底を塗装、甲板も指定色で塗装した。1日乾燥させてそれぞれマスキングをする。

船体は船体色のオレンジの発色を考えてホワイトを吹いてからオレンジを塗装した。甲板のパーツのうちA2だけ船体に接着して、指定されたグレーを塗装する。他の甲板は接着せずに指定された色を塗装した。船首の透明パーツは窓の部分にマスキングしてホワイトで塗装した。その他のパーツは組み立てから塗装するものを先に製作した。その後指定された色で塗装してから船体に取り付けていくことにして、組み立てていくことにした。

 甲板のマスキングを剥がし、タミヤのスミ入れ塗料ブラウンで墨入れと汚しを入れる。それから船首部と船尾部の甲板に艦橋のパーツを挟んで組み進める。艦尾部の構造物を組み立てたらヘリコプターデッキを取り付ける。続いて艦橋を組み上げ、窓枠等のデカールを貼りつける。

各レーダーや煙突を製作、部分塗装やデカールで仕上げられたものを船体に取り付けていく。後はほぼ説明書の手順で組んだ。ヘリコプターを除いて組み立てを終えたところで船体にデカールを貼った。グレーとブラウンで墨入れをしてから半光沢クリアを吹いて第1段階の完成としよう。

残りのヘリコプターとフィギュアの製作は次回に。

プラモ制作の話 フジミ1/700「矢矧」エッチングパーツ付き 製作

 今回のプラモ制作は、軽巡洋艦「矢矧」。昭和20年、戦艦大和と共に沖縄へ特攻作戦に向かった時の姿を再現しているキットだ。フジミの特93、エッチングパーツが付いている。

エッチングパーツ初心者、再度の挑戦だ。

 まずは仮組、パーツ同士の合わせはまずまずだ。

今回も船底には磁石を仕込んだ。甲板等に改修で増設された機銃等の箇所に穴を開ける部分が多くあった。

説明書に場所の指示があったが、いくつか漏れているところもあった。確認しながら仮組を進め、塗装を考えながら先に接着する部分を決める。エッチングパーツは塗装した後に接着することにした。

 まずは甲板や艦橋のリノリウムを塗装、1日乾燥させてマスキングして軍艦色を塗装する。1日置いてからマスキングをはがして組み立てていく。

艦橋を組んでしまってからエッチングパーツを取り付けることになってかなり苦労したので、その後はエッチングパーツの取り付けタイミングを逃さないように注意した。パーツごとの塗装ができた時点で墨入れをする。

1か所エッチングパーツのタラップの組立を失敗し、プラパーツに穴を開けたものを作って補修した。

水上偵察機は筆塗り後にデカールを貼り、かなりいい感じに仕上がった。

 各パーツを船体に接着させていく。エッチングパーツを付ける時は毎回緊張する。瞬間接着剤の量がほんとに難しい。きれいに付けるにはまだまだ経験が必要だな。

最後に船縁にさびなどの汚しを入れて完成だ。

何とか仕上げられたのはうれしいが、製作技術をもっと磨かないといけない。

プラモ制作の話 ファインモールド 帝国陸軍歩兵行軍セット 製作

 積みプラから1/35帝国陸軍歩兵行軍セットを選んで製作することにした。

箱裏の説明を読むと、6体の兵士はa~fの各パーツで組み立てられるようだ。ケースにa~fのテープを貼って、そこにフィギュアごとにパーツを分けて入れた。

装備品は塗装色別に分けて入れた。パーティングライン等を処理して塗装しよう。塗装しやすいようにランナーから切り外すかどうかも考えながら整理した。銃はすぐに組んで、各装備品を水性ホビーカラーで筆塗りした。銃は色分けも済ました。

 兵士の仮組をしてみると、脚部と胴の接合部分の合わせ方が難しい。行軍のフィギュアなので足を前後に開く姿、足の接地面が狭くて自立は難しそうだ。頭部以外を組み立てて装備品をつけずに塗装、続いて頭部の塗装をした。

それから、頭部と装備品を接着して墨入れをし、足元はMr.ウェザリングカエラーのグランドブラウンとライトグイッシュで汚しを入れた。襟章のデカールを貼ってからつや消しクリアを吹いた。最後に薄緑色をタミヤエナメルで調色し、ドライブラシをかけて完成させた。

 ミニジオラマ風にして飾ろうと思い、持ち合わせの材料を並べて考えた。

満州の荒れ地をイメージし、スタイロフォームと紙粘土でベースを作ってみた。

フィギュアは足に0.5mmの真ちゅう線を差して固定する。

箱のロゴを切り取ってケースの前面に差し込んでみた。

1/35の兵士フィギュアがそれなりに作れるようにはなってきたと思う。

プラモ制作の話 バンダイ 王蟲とナウシカ 製作

 王蟲ナウシカのプラモデルの製作をした。

ランナーは4枚、簡単に組み立てられそうだ。

 胴体にはくっきりと合わせ目ができる。

瞬間カラーパテで合わせ目消しをする。

グレーのサフを吹いて表面を整える。平らにしすぎたところには同じパテを使って凹凸をつけた。

甲羅?の境目はスジボリをした。続いて塗装、水性ホビーカラーのH80カーキグリーンで胴体を筆塗りする。タミヤのスミ入れ塗料ブラックでスジボリしたところや目の周りを塗る。次にクレオスのウェザリングカラーのグランドブラウンを全体に塗って、専用薄め液でふき取った。自然とくぼみが暗い色になって、表面の凹凸が際立っていい感じだ。足のパーツはランナーに付けたまま塗った。目のパーツもランナーにつけたままで塗装をした。目の裏側を水性ホビーカラーのH8シルバー、表側をH90クリアレッドで塗った。足は差しこんでからリモネンセメントで接着した。最後に目を差し込んでひとまず完成。

 ナウシカ王蟲の体液で着物が青くなった状況を表現、右足と左肩にはカッターで傷をつけた。顔だけアクリル絵の具、他は水性ホビーカラーで塗った。目のデカールを貼ってあっさりと仕上げた。テトも水性ホビーカラーで塗り分けた。目はホワイトを塗ってからその上にタミヤエナメルのクリアグリーンを重ねた。

機関銃とアンカーフックはジャーマングレーで塗った。弾丸はゴールドで塗ってからクリアレッドで部分的に色分けし、タミヤのスミ入れ塗料ブラウンで墨入れした。マシンガンはタミヤエナメルのフラットアルミでドライブラシをした。

 収容ケースとミニジオラマ作りの材料を100均で購入した。

写真立てをベースにして石粉粘土で酸の海の砂浜を作ろう。写真立ての裏側の爪を外して平らにし、枠にマスキングをした。それから石粉粘土をのばしていく。わずかに空いたスペースにリキテックスのマットジェムメディウムとアクリル絵の具を使って酸の海を作ってみた。砂浜にナウシカやテトの足跡をつけて雰囲気を出した。枠に貼ったマスキングテープを剝がしてベースは完成だ。

 王蟲にドリルで4か所穴を開けてアンカーを接着、そこから体液が流れる様子をマットジェムメディウムと青のアクリル絵の具を混ぜて書き加えた。仕上がった王蟲ナウシカ、テト、機関銃をベースに配置して完成だ。

収容ケースに入るように仕上がったので、うまく保管もできるだろう。

園芸の話 格安品を見つけて

 ホームセンターの商品入れ替えで値引きになったものを購入した。

アレカヤシの差してある苔玉が110円、ハイゴケの茶色の部分があったが、丁寧に切りとって形を整えた。

元気な赤いフィットニアも見つけて購入した。春に買った白いフィットニアが育っているので、うまく冬が越せたら寄せ植えでもしようか。

 胡蝶蘭の花が紫と白のぶちなのが面白かったので、処分品だったが購入した。

うねっている葉が気になるが、新芽が出てきている。植え替えのために根を観察すると傷んだ根はほとんどない。花茎は切って水に差し、株は水栽培にしよう。

おまけ

 根だけで水栽培していた株の3枚目の葉は順調に伸びている。

この根を切って植え込んだ株の脇芽がだいぶ伸びたが、先に何が付くのだろうか。

ミニ盆栽ユキノシタがだいぶ大きくなった。

 

プラモ制作の話 フレームアームズ・ガール イノセンティア〔レーサー〕&NOSERU〔レーシングスペックVer.〕 製作

 7月末に特別セールでフレームアームズ・ガールのキットを手に入れた。

部品数は多いが組み立てには難しいところはなく、サクサクと進んだ。

今回はNOSERU付きのキットだ。

レーシングスペックでフィギュアを載せて走っている姿を飾ることにした。

 9月のちょっと涼しい日を選んで、NOSERUの内部フレームの部分塗装と墨入れをした。

外装部にはデカールを貼り、つや消しクリアのトップコート吹いた。

美少女プラモデルだけを飾るのは物足りなさを感じるが、メカ付きだとちょっとした情景が作れていいと思う。

園芸の話 胡蝶蘭の管理

 7月末に開花した蘭だが、約1月半の間、花を楽しませてくれている。

この株だけ玄関に置いている。新葉が出てきていて良い状態だ。花がしおれるまでは楽しみたい。

 日常の管理だが、基本的にはミズゴケが乾いたら水を与えている。おおよそ2日に1回程度になる。カーテン越しに日が当たる出窓に並べて育ててきたが、根や葉を元気に伸ばしてくれている。

この夏は暑い日が続き毎日エアコンをつけて過ごしていたので、室温は30℃を越えない環境だった。

 このブログでもしばしば報告していた根だけで水栽培していた株の芽は葉を広げ、3枚目の葉も出てきた。

この根を切って植え込んだ株には2枚目の葉が出ただけでなく、脇芽らしいものも伸びてきた。

9月になり、この秋にもっと葉を増やしてくれることを願いながら毎日観察している。