中古プラモ店をのぞいたら、ファインモールドの飛燕が1,100円。購入して早速作ることにした。
古いらしく、デカールの白い部分が少し黄ばんでいるのが気がかりだ。
仮組、合わせは良好だ。まずはコックピットから製作していく。指定色に似ている「サンドイエロー」で機内の塗装をし、計器盤にデカールを貼る。ああ、やはりデカールが古くて切れてしまう。胴体にコックピット等を挟み込んで接着、合わせ目に若干ヒケがあるようなのでパテ埋めする。主翼を胴体に接着、エンジン部は露出させないパーツを選択した。プロペラは後から取り付けることにしてカカオブラウンで筆塗り塗装を済ました。落下タンクは取り付けない姿にしよう。今回も主脚部は機体の塗装後に取り付けることにした。胴体と主翼・水平尾翼がしっかり固定されたら、パテうめした部分をサンディングする。キャノピーはマスキンゾルでマスキングしてから機体に接着した。
機体色はシルバーなので、ラッカーの光沢ブラックをまず塗装し、その上にシルバーを吹いた。
エンジン部付近のつや消しブラックはマスキングをして塗り分けた。
マスキングをはがしてブラックで墨入れ、いよいよデカールだ。
SAIGEN デカールリペアをデカールに塗って、デカールが壊れることを予防する。しかし、主翼の前部のオレンジのデカールは曲面に馴染まずに壊れてしまったので、筆塗りにする。主翼の迷彩のデカールは壊れなかったが、マークセッターを使っても端が反り返りはがれる。マークセッターを何回も塗ってなんとか定着させた。
デカールの合わせ、特に胴と垂直尾翼の白線のずれが目立ってしまった。デカールが乾燥してからつや消しホワイトで修正した。古いデカール相手に悪戦苦闘した。
デカールの作業が終わってやっと主脚を取り付け、全体に半つや消しクリアを吹き付けて作業は終了だ。
紫電改に次いで2機目、手際は若干よくなったようだ。