花見の話 桜と鯉のぼり

 群馬県館林市の「館林こいのぼりの里まつり」に3月29日に行った。

今週のお題「お花見」。たまたまテレビで紹介されていた桜と鯉のぼりに魅かれて館林に出かけた。夫婦二人でのんびり桜を観に出かけたことなどなかったが、花見に行こうと話がすぐにまとまった。せっかくだからあれこれやろうと準備もして車で出かけた。

 平日だが、三の丸 南面駐車場は車でいっぱいだ。春休みということで家族連れが多く、子供の元気な声が響いていた。屋台もいくつかあって、祭りの雰囲気を盛り上げている。この3年は新型コロナのせいで地域の祭りが自粛されていたが、これからはまたいろいろな祭りが復活するのだろう。

 買ったはいいがあまり使いこなせていないGoProを手にして、鶴生田川沿いに桜を撮りながら歩いた。体重が微妙に増加していることもあり、万歩計もつけて歩いた。妻はスマホで写真撮影を楽しんでいえる。こんな花見もいいだろう。

 二十数年前に子供を連れて隣の市民プールに来たことを思い出した。そして今、夫婦二人で桜吹雪の中を歩く。時の流れを感じた。満開を少し過ぎた桜に定年を過ぎた自分が若干重なった。今日のように、時間にも心にもゆとりができた今を楽しんでいきたいと思う。