プラモ制作の話 1/72マクロスVF-1Aスーパーバトロイドバルキリー 製作

 マクロスのアニメはほとんど見ていないが、飯島真理が歌う主題歌「愛・おぼえていますか」は当時から好きな曲だ。ガンプラと比べて工作も塗装も難しいハセガワの本キット、安く中古品を手に入れていた。

パーツ数が多く、合わせ目もたくさん目に付く。まずは仮組、とりあえず組んで眺めてみる。クリアパーツは先に塗装して雰囲気が出るようにした。 

細かなディテールが美しい。しかし、合わせ目消しで適当にヤスリをかけるとなくなってしまう。脚部の合わせ目消しは、苦手なスジボリをして面を整えていくので大変そうだ。FASTパック部は溶きパテを流して平面をきれいにする。

 工作を終えての塗装、塗り分けもあるので、はじめにラッカー塗料をエアブラシで塗っていく。

パック部はMr.フィニッシングサーフェイサー1500グレーで表面を整え、説明書の指定通りにネイビーブルーとミディアムブルーを3:2で調色して塗装した。機体部は、ジャーマングレイでシャドウ塗装を試み、Mr.カラー311番で塗装した。次に、マスキングしながらMr.カラー311番指定の部分を塗り分けた。バーニアは水性ホビーカラーの黒鉄色と焼鉄色で別塗装しておく。細部の塗り分けは残した状態で組んでみてバランスを見る。悪くなさそうだ。

再びバラして細部の塗り分けを筆で行う。続いて機体はグレー、パック部はブラウンで墨入れする。機体のディテールがくっきりと浮かび上がると、ますます雰囲気が出る。仕上げのデカール貼りでトラブル、デカールが劣化していた。

用意していたデカール修正液を使って再挑戦する。

しかしながら、新品のデカールに戻るわけではないのでうまくいかない。脚と腕のラインはデカールをあきらめ、つや消しブラックで塗装、デカールが切れてしまったところは調色して筆塗りなどしてカバーするが技量の限界。修正しきれない部分も多く、小さいデカールは貼らないことにする。

 7割の仕上がりで半光沢のクリアを吹いて完成とした。 

ガンプラの1/100MGと1/144HG比べるとこんな感じ。

約1週間かけてこの仕上がりかぁ。次は頑張ろう。