プラモ制作の話 ヤマシタホビー艦船模型シリーズ 響(1945)製作

第1日目 リノリウム部の塗装と各部の組み立て

 ヤマシタホビー社の「1/700艦船模型シリーズNo.4日本海軍特別駆逐艦Ⅲ型 電(いなづま)1944・響(ひびき)1945」を開封した。

モールドが細かく美しい。バリやヒケもないようだ。船底が船縁と一体になっているのは珍しい。今回は終戦まで残った「響」をサクッと作っていこう。

 甲板は船首部が高いので2つのパーツで構成されている。船底にネオジウム磁石を入れても甲板が浮くことなく組めそうだ。まずはリノリウム部を塗装し、マスキングをして艦艇色を塗装することにする。リノリウム部を塗装してよく乾かしている間に艦橋等を組もう。羅針艦橋部がクリアパーツになっているので、下部と上部を組んで塗装後に接着することにする。主砲は砲身キャンパスの部分をつや消しホワイトで塗装した後に組み立てよう。煙突、魚雷発射管、マスト等も組んでおく。

第2日目 甲板、艦橋等を組む

 リノリウム部を丁寧にマスキングする。すべてのパーツの艦艇色の部分を一気に塗装する。水性ホビーカラーの艦艇色をエアブラシで塗った。乾いたところで、部分塗装が必要なパーツには筆塗りをする。単装機銃は黒鉄色で塗装した。マスキングを剥がして若干筆塗りで修正後、船体に接着した。

続いて、甲板と船縁はブラックで墨入れをする。艦橋と主砲も組み上げる。艦橋、煙突部など大きいものは接着する。

第3日 完成

 全てのパーツを取り付ける。艦橋など墨入れが必要な部分がいくつかある。ケースは100均のもの、いつものようにアルミ箔で海面を作った。

終戦直前の姿ということで機銃も多く、密度の濃い駆逐艦が仕上がったと思う。