裕(20) トイレのドアを低予算でキレイに

 

トイレのドアを100均のシートでリメイク

 妻から「トイレのドアの内側の化粧板がだいぶ傷んできたから修繕してほしい」という話がきた。家のゆがみなのか、ドアの下がこすれているので、合板の一番外側の塗装してある部分がはがれている。自分でも気になっていたところだったが、どう修繕するのがいいのか決めかねていた。

 妻が、100均にカラーボックスとかをリメイクするシートがあり、それをキッチンの引き出しや扉に貼ったらきれいになったので、それを張ればいいと提案してくれた。裏に糊がついていて貼るのが簡単らしい。シートは約90cm×45cmなので、3枚あれば十分足りる。材料費は330円で済む。

 さっそく夫婦で買いに出かける。シートにはいろいろな柄のものがあって好みのものが探せそうだ。相談して淡く赤みがかった「モカ」という柄のシートに決めた。素材はポリ塩化ビニル、水にも強そうだ。

修繕作業

①ドアノブ、小窓を取り外す

 ドアノブは木ねじ2本で固定されているので、それを緩めて取り外した。30年使っているので、内側が綿埃と金属粉でよごれていたのできれいにした。小窓はねじ式で表と裏から挟んで止めてあった。こちらも汚れていたので、妻に中性洗剤で洗ってもらうことにした。

②下地を整える

 ドアの下部の薄い板がはがれかけて浮いていると、シートを張るときに邪魔なので切り取った。はがれた跡の凹んでいる部分は特に埋めなかった。今回は全面を平らにする作業は省略して進めることにした。

③シートを張る

 高いところから順にシートを張ることにした。シートは約1/4を目安に裏の紙をはがして、少しずつ貼っていく。襖貼り用のおさえばけを使って空気を抜きながら貼っていくのだが、この時シートを引っ張る力が強いとシートがゆがんでしわができやすくなるので、力加減に気を付けながら貼った。2枚目は、シートの最後が2~3cm余る。ぴったりに合わせないで、ドアの下側にまわして少し貼り付けられる適当な長さを余して切った。3枚目は、貼り残しの部分に合わせて幅135mmにしてから張った。小窓の部分はシートを貼った後に切り取った。ドアノブの部分は、軸が通るところに合わせて穴を切り取ったシートを張った。

④ドアノブ、小窓を取り付ける

 小窓は、シートに穴をあけてから表と裏から差し込んで固定した。ドアノブは、木ねじの位置に穴をあけて位置がずれないようにしてから取り付けた。

満足な仕上がり

 作業時間は約1時間半、かなりきれいに仕上がったので妻の評価は上々だ。いやぁ、100均の素材はすごい。

おまけ 

 散髪してきました。

 店長にきれいにセットしてもらったので、斜め上から妻に写真を撮ってもらいました。サイドは前回より気持ち短く刈り上げました。