裕(8) 襖の張り替え〜完了

 今回、押入れの襖2枚、天袋の襖2枚、部屋の入り口の戸襖1枚を張り替えなければならないのだが、2日で貼り終えたのは押入れの裏張りだけ。今日中に終わすぞと気合を入れて8時から作業開始。

 天袋の古い紙を剥がすのに約2時間、今回は茶チリなしで張ってしまおう。サイズを合わせて雲華紙と襖紙を切り、昨日の要領で雲華紙を貼る。

 サイズが小さいから1時間で2枚貼り終わった。ローラーで押さえたらしばらく触らずにいよう。年寄りが買い物に行きたいというので、午前の作業はここまで。

 午後1時作業再開、戸襖の紙をはがす。

 古い襖紙が4層ある。一番下の紙は板とほぼ一体になっている。その次の紙がはがしやすく作業がはかどる。一番下は気にせずに重ねても良さそう、というかそうしたい。押入れと戸襖をマスキングしたところで奥さんに応援を要請。

 いよいよ襖紙を貼る作業に入る。襖紙はこれまでも張っていたシールタイプだから、作業は早いはずだ。横幅をだい合わせて切ったら、襖の上から少しずつ紙をはがして張っていく。奥さんには紙をピンと張るようにしてもらい、私がハケで空気を出しながら張っていく。途中休みながら、4時には3枚貼り終わった。奥さんの応援はここまで。

 天袋の裏張りが乾いたので、襖紙を貼ることにする。小さいと楽に感じる。さて、カッターを入れて余分なところを切り落とし、マスキングを取ろう。最後に、引き手を取り付けた。午後8時に終了。

 まあこんなところだろう。結局我流の域は出ないし、出来栄えもそれなりだ。やっぱり職人さんはすごいんだな。