プラモ制作の話 栄光の護衛艦シリーズ DD-107 むらさめ(初代)製作

第1日目 ネオジウム磁石の固定

 ピットロード社の「栄光の護衛艦シリーズ DD-107 むらさめ(初代)」、戦後の護衛艦で旧海軍の駆逐艦の面影が残る艦だ。

ケースに磁石で固定できるように船底に小型のネオジウム磁石を付けることにした。1.2㎜のプラバンで位置を決め、磁石は瞬間接着剤で接着した。

船縁に若干のヒケがあるので、船底の接着後のつなぎ目消しの時にヒケ部分もパテで埋めることにした。パテを盛って1日目は終了

第2日目 船縁の成形と装備品の製作

まずは船縁の形成、240番の紙やすりで形を整える。凹凸を見るために黒色の水性サーフェイサー(500番)を吹く。

サフがしっかり乾くまで、砲塔等の装備品を組み立てる。サフをかけて凹凸が見やすくなったので、100均のスティックヤスリ600番で船縁をさらに成形する。艦橋など船体と一緒に塗装できるものは船体に接着する。甲板全体に白線があるが、デカールはない。どうしようか悩んだところで作業を終わる。

第3日 本体の塗装

取りあえず、艦全体の塗装をする。

水性ホビーカラー75番ダークグレイで雰囲気は出るだろう。装備品も塗装してしまう。しっかり乾いたら、船底部を12番つや消しブラックで塗装する。問題の甲板の白線、マスキングして11番つや消しホワイトを筆塗りしてみよう。

第4日 装備品の接着と部分塗装、完成

マスキングを剝がしてみると散々な結果、ダークグレイを筆塗りで補修して雰囲気だけの白線になった。煙突や内火艇もそれぞれブラックとホワイトで部分塗装する。墨入れを先にしてから装備品を組み上げていく。ブラックで墨入れをしたが、ふき取りを加減すると艦艇色が暗くなって雰囲気が出たような気がする。最後にデカールを貼る。日章旗が切れてしまったので、アルミ箔に付けて少し波打たせることにした。

作例は動画で見たことがあったが、実際にやるのは初めてだ。ん~難しい。乾いたらアルミ箔からはがれてしまって、瞬間接着剤で再度貼った。

これで完成としよう。

先日作成した駆逐艦「橘」と同じ100均のケースに入れることにした。