居間のテレビが壊れる
昨日の夕食後、娘と妻が居間でテレビを見ていたのだが、突然プツンと画面が真っ暗になり、少し間をおいて復活するという現象が起きた。数週間前にも同じようなことが起きているので、壊れる前兆かもしれないと思った。
2009年製のシャープAQUOS、アナログ放送からデジタル放送に切り替わるときに買い替えたものだ。当時、番組表が見られることなど、デジタル放送になることの良さを感じたものだ。家電品は、メーカーの必要な部品の保有期間が10年という。10年以上よく壊れないで働いたよいテレビだったと思う。
画面サイズには制限がある
居間のテレビは木製ラックに収納している。ホームセンターで手に入れた「連結できる木製ラック」で妻が使いやすいレイアウトを考えた。高さがある程度自由に変えられることや、コード類をラックの後ろや下に自由に配線できることがよい。だが、幅は3種類の棚板で決まり、最も長いもので内寸約62cm幅だ。棚におけるテレビのサイズを調べてみると、最大24型までしか置けないことが分かった。
家電量販店で見比べて決める
お気に入りの家電量販店へ出かける。何種類か24型のテレビがあった。その中から、東芝REGZA 24V34に決めた。画質とかUSBハードディスクをつなぐと録画ができることのほかに、インターネットに接続して動画配信サービスも楽しめるなど、コスパがよいと思ったからだ。
設置作業・HDMIハブを追加購入
家に戻ってすぐ設置作業を始めた。まず、テレビにスタンドをとりつける。それから、テレビの高さに合わせて棚板の位置を調整した。続いて各種ケーブルをつないでいくと、HDMIケーブルが1本つなげない。これまでゲーム機とDVDプレイヤーを合わせて3台つないでいたが、入力が2つしかないからだ。
やむを得ず、ハブを買ってつなぐことにした。3系統つなげるHDMIハブで、リモコンで接続が切り替えられるものを見つけた。これなら、まだ一つ空きがあるので、ゲーム機などあと1台増やせる。
居間の中心にテレビがあった
こうして設置作業が終わり、チャンネルやネット接続等の設定をする。HMDIの切り替えの点検をして全て終了だ。画面が明るくきれいになったと妻はご機嫌だ。
昭和30年代生まれの私にとって、テレビは居間の中心にあった。幼いころ、親父のあぐらの上で、王や長嶋の活躍を見ていたように思う。一家に一台のテレビを見ながら、家族でいろいろな話をした。どのチャンネルに合わせるのか、曜日や時間で見るものは決まっていたし、7時以降は大人に「チャンネル権」があったように思う。
テレビが家族の団らんに大きな役割を果たしていたのは間違いないだろう。
昔はテレビが娯楽の王様で、人気の番組の時間になると自然に家族が集まった。今は、各自がテレビ以外にもネットなどの娯楽を各端末で楽しむことができ、みんなが集まるにはきっかけが必要になった。我が家では、夕食はできるだけみんな集まって食べることにしている。そして、私が子供の時のように一緒にテレビを見ている。食事の時はテレビを消すようにともいわれてきたが、テレビがついていた方が、話が弾むように感じている。